目次
「ボランティア・地域活動見本市」は杉並ボランティアセンターの企画イベント
杉並ボランティアセンター主催で行われてきている「ボランティア・地域活動見本市」。
これはボランティア活動や地域活動に興味がありながらも、いま一歩踏み出しきれない方々に向けたイベントです。
地域活動団体の活動内容や疑問点などを直接聞くことができるのが「ウリ」です。
もちろん世代は関係ありません。経験や高邁な理想なども必要ありません。「新たに地域で何かをはじめたい」「何か自分の力を地域に役立てたい」という気持ちがあるだけで充分です。
前回は東京立正短期大学を会場にして開催され、地域活動団体だけではなく、大学生の活動紹介、フレッシュな大学生と地域の方々のボラトークなども行われました。非常に意義のある内容だったと思います。
詳しくはこちらをご覧になってください。
http://www.heart-to-art.net/kan_den_chi_mihon2017_top.html
第7回目は平成30年2月18日(日)、永福和泉地域区民センターにて開催
今回で第7回目の開催となります。いままでに「あんさんぶる荻窪」「セシオン杉並」「ゆうゆう久我山館」「東京立正短期大学」を会場に行われてきました。
イベント規模はその時によって異なり、それぞれに特色が出た内容だったと思います。
とくに前回の大学を会場にした開催は非常に画期的で、新鮮でした。流れからして杉並区内の大学で開催するという選択肢もあったとは思いますが、今回は永福和泉地域区民センターにて開催することとなりました。
アピールすることも大事なことですし、まずは日程だけご紹介しますね。チラシは進んでいますが、まだ確定ではないので「now printing」ということにさせたください。
<現段階の企画内容>
●タイトル
『知ろう!話そう!考えよう! 永福和泉の未来コミュニティデザイン』
●開催日時
平成30年2月18日(日) 13:00~17:00
●会場
永福和泉地域区民センター(和泉3-8-18)
井の頭線・永福町駅徒歩約5分
●入場無料
●内容
「ボランティア・地域活動見本市」+α
ボランティア・地域活動団体がブース出展&交流を行います。住んでいる地域のことがまるごとわかり、もっと生活が楽しくなるイベントです。学生さんから高齢者まで、世代を問わずウェルカム! なにか地域でやりたい人、つながりたい人、課題を抱えている人、集まろう!
主催:社会福祉法人杉並区社会福祉協議会(杉並ボランティアセンターになるかも?)
詳細は随時お知らせしていきます。
念のため杉並ボラセンのサイトアドレスを貼っておきます。
http://borasen.jp/
そもそも社会福祉協議会、ボランティアセンターってなんだ? 歴史など
ところで! 非常に基本的なことですが、社会福祉協議会について簡単に紹介しておきます。
意外とその存在は知られていないですから。
社会福祉協議会は「社協(しゃきょう)」と呼ばれることが多いです。しかしかなり多くの人は「社協」「社教」の区別もつかないと思います。私も以前は混同していました。
基本的なミッションは地域の社会福祉活動の推進を図ることです。しかし、事業内容は非常に幅広く、福祉活動の範疇を遥かに超えていると感じています。
社会福祉協議会は「全国」「都道府県・指定都市」「市区町村」の3組織
社会福祉協議会(社協)は大きく「全国社会福祉協議会」「都道府県・指定都市社会福祉協議会」「市区町村社会福祉協議会」の3つの組織に分かれています。
全国に約2000カ所の拠点があり、職員数は約15万人程度の規模です。
全国社会福祉協議会(全社協)は1908年に「中央慈善協会」として誕生し、名称変更等を経て現在に至ります。
「都道府県・指定都市社会福祉協議会」のひとつ、東京都社会福祉協議会(東社協)は1951年1月8日に設立されました。
都内には東社協と62の「市区町村社会福祉協議会」があります。杉並社協の設立は1952年4月、社会福祉法人として厚生省より認可されたのが1963年2月のこととなります。
この説明だけではわかりにくいですよね。ちゃんと図式にするとすぐにわかると思いますが、キッチリと図式化しているものが見つかりませんでした。どこかにはあるんでしょうが、私の検索力不足です。
社協がわかりにくい理由のひとつに、全体図が見えにくい部分もあるからだと思います。
よかったら、下記リンクをご覧になってください。
<関連リンク>
全国社会福祉協議会(全社協)http://www.shakyo.or.jp/
東京都社会福祉協議会(東社協)https://www.tcsw.tvac.or.jp/
杉並区社会福祉協議会(杉並社協)http://www.sugisyakyo.com/
ボランティアセンターって?
ボランティアセンターはボランティアに関する実務を行う組織で、主に社会福祉協議会や大学と連携した形で設置されています。
ボランティア活動や市民活動に関する相談や情報提供・活動先の紹介、活動団体等の活動支援や普及啓発を行っています。
地域で何かをやりたいと思ってもどうしていいのかわからない人も多いと思います。まずは都道府県・指定都市社会福祉協議会に問い合わせて、生活圏内の社協などを紹介してもらうのがベストだと思います。
都道府県・指定都市社会福祉協議会の一覧はこちらのリンクかだどうぞ。
<関連リンク>
大学ボランティアセンター情報ウェブ https://www.daigaku-vc.info/
杉並ボランティアセンター http://borasen.jp/
社協って行政なの? えっ? 民間団体なんだ!
ちなみに社協は民間団体です。行政と同じ機関だと思っている人も少なくないと思います。
社協職員によっては「行政と一緒にしないでほしい!」とマジで腹を立てる方もいらっしゃいますが、勘違いしている人が多い現実は揺るぎない事実です。
これは社協の事業収入の7割とか8割が「行政からの委託金・補助金で占められている」ことが原因です(社協により差異あり)。
要するに社協は行政の下請け的な業務が多くなってしまっているんです。しかも、かなりシビアな要求をされます。私も「行政は社協に無理難題をふかっけているよなぁ。。。」と感じさせられたことが何度もあります。
以前から私は「社協は自主財源を増やしていくことを進めた方がいい」と考えていますが、現実的にはハードルは高そうですね。これは……いろいろと障害が多そうです。外野は簡単に言っちゃいますが、そういうものでもないですよね。
ただ個人的には以前から「ヘタすると社協は解体される可能性がある」とも思っています。こんなことを話すと、一笑に付されることが多いのですが、そのくらいの危機感を持つことは必要かもしれません。
とにかく私としては、社協をできる範囲で応援できればなぁ。。。という形で関わってきましたし、今後もそのスタンスです。
その理由は、経済活動の効率化を考えたら絶対にやらないようなことも親身になってやられている職員の姿を見てきているからです(もちろん社協職員が全員そうではないですけど)。
以上
<参考>
社協の設立の要因は、GHQ(連合国軍総司令部)から示された「6項目提案(社会福祉行政に関する6項)」とされています。その是非はともかく、GHQのことを知ると、なにか違うことが見えてくるかもしれませんね。GHQ関連本はかなり出ていますが、ケント・ギルバート氏の著作『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』が読みやすいようです。
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「関伝地(カンデンチ)ってなんだ?」と思った人は、こちらへ。関伝地(カンデンチ)という言葉に関して簡単に説明しております。
http://www.heart-to-art.net/kan_den_chi_profile.html
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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