『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。2019年6月1日、2日にセシオン杉並で恒例の「セシオンまつり2019」が行われます。今回、2日目の午後には薩摩琵琶の演奏家であり、日本唯一の琵琶作り職人としても活躍されている石田克佳さんが登場します。本格的な演奏だけではなく、なかなか聞くことのできない琵琶製作の逸話などを知ることができます。
琵琶名製作者による平家物語「小敦盛」の演奏
6月2日、セシオン杉並・視聴覚室にて琵琶製作と演奏に長ずる、日本でただ一人の人物である石田克佳さんをお迎えして、演奏会と講演を行います。
入場は無料です。
時間は午後1時半〜3時までの1時間半程度となります。
お近くの方、琵琶に興味のある方は、ぜひ足をお運びください。
琵琶演奏家としての石田克佳さん
荒ぶる心を抑え、端正に弾き歌上げる姿……石田克佳さんの演奏は、「凛」という言葉がふさわしいものです。
日本琵琶楽協会理事長である須田誠舟氏に薩摩琵琶を習い、薩摩琵琶正派の演奏を受け継いだ“正統派”の琵琶演奏家として、国内だけではなくヨーロッパなどにも演奏活動に出かけ、日本の伝統芸能の神髄を広めています。
琵琶製作者としての石田克佳さん
石田琵琶店の当主である人間国宝、父の石田不識氏と共に琵琶製作に取り組み、薩摩琵琶ばかりでばかりでなく、筑前琵琶や平家琵琶などの製作・修理に力を注いでいます。
薩摩琵琶の素材は桑の木で、大木の存在する御蔵島まで行き、大木のまま入手し、船をチャーターして東京に運搬し、製材所で加工しやすい寸法に製材します。その後、桑の木は坂戸の工房倉庫に寝かされ、程よい乾燥後、琵琶製作に入ることとなります。
平家物語「小敦盛」とは
平家物語の平敦盛が熊谷直実に討ち取られる哀しいやりきれない気持ちの残る場面を薩摩琵琶に取り入れた曲です。
忘れた青葉の笛を取りに行き、
瀬戸内海に逃げる平家一門の
船に乗り遅れた平敦盛は
源氏の武将・熊谷直実に遭遇し、
一騎打ち。
17歳の敦盛は直実に
組み伏せられる。
直実自分息子と同年齢と知り、
敦盛を逃そうとする。
背後には源氏の軍勢怒涛の
如く迫ってきた。
直実、どう動く。
敦盛、何を思う。
源平の戦いが終り、直実は武士を捨て、仏門に入り、法然に従い修業に励む。高野山には熊谷直実の開いた熊谷寺がある。敦盛を厚く弔った。
会場となるセシオン杉並のアクセス
会場となるセシオン杉並は、丸ノ内線「東高円寺」駅、もしくは「新高円寺」駅が最寄り駅となります。
では!
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今回の記事は以上となります。
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