『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。生きていくためには「3K」の要素が必要なんでしょうね。「3K」とは「決意・覚悟・行動」。でも、睡魔には簡単に負けてしまいますね。いや、寝ることにも決意は必要かも??
目次
松本大志さん、回復してホントに良かった!
9月の「蚕糸の森公園@ハート16」はたくさんの人にお世話になりました。中でも松本大志さんの存在は大きかったです。生憎の台風直撃という状況でしたが、彼がいたからこそ開催ができました。
その松本さんが病気で倒れたのが11月。
先日、彼の入院先に行ってきました。
一時は生死を彷徨っていた状態でしたが、驚異的な生命力で年内に退院できるところまで回復していました。
よかったです。ホントによかったです。
まだまだ無理はできないでしょうが、無理のないペースで活動を再開していくことでしょう。今後が楽しみです。
松本大志さんは神の領域に指先がかかっているような作家さん
大袈裟に言ってしまうと、創造することは神の領域に踏み込んでいく行為だと思っています。新しい世界を創り上げようとする作家さんは凄いと思いますし、尊敬しています。
作家さんによって価値観が違うので誰もがそういった想いを抱いているわけではないでしょうが、さまざまな試行錯誤をしながら作品づくりをしていると思います。
松本大志さんも自己流の発想でトライアル・アンド・エラーを繰り返しながら作品を制作しています。ただ、彼の発想は普通よりも逸脱している部分があります。その結果、本人すら予想もつかない作品が仕上がります。
彼のこの部分に私は非常に惹かれています。
松本大志さんの作品(一部)
偶然の出来事によって新しい世界の扉は開かれる
明らかに失敗?だと思ったことが素晴らしい結果を生むことがあります。
例えば酒を台無しにしようと灰を酒樽に投げ込まれたことで誕生した「清酒」のエピソードは聞いたことがあると思います。
他にも偶然の出来事によって生まれたものはたくさんありますし、結果として新しい世界の扉が開かれました。
ダイナマイトの発明は、容器が壊れて漏れ出したニトログリセリンがケイ藻土に染み込んだことがきっかけです。
グッドイヤーが耐熱性のあるゴムの製造に成功したのは、硫黄を混ぜたゴムを誤ってストーブに触れさせてしまったからです。
コンピューター社会の原点であり、2世紀最大の発明といわれているトランジスタも、実験中の失敗があってこそ開発されました。
うっかりミスで出来上がったケロッグのコーンフレーク、薬を作っていたはずだったのがたまたま炭酸水と混ぜたら美味しい!ってことで生まれたコカ・コーラ、強力な接着剤を開発しようとしていた3Mが失敗で生み出してしまった「はがれやすい接着剤」から作られたポスト・イット、クレーマーのお客さんに対しての嫌がらせのために作ったカリカリの薄ポテト揚げはポテトチップスとして広まり、人工クラゲを作っていたはずなのにカニカマになったエピソードなど、調べると面白い話がザクザク出てきます。
偶然(失敗?)から生まれた発明品は、まだまだあります。
ニスを作っていたはずがプラスチックになり、研究者が手を洗わなかったことから人工甘味料が見つかり、研究者のうっかりミスがペニシリン発明ににつながり、電気を通すプラスティックで知られるポリアセチレンは研究をサポートした留学生が誤って1000倍の触媒を加えたことが原因でした。
紫色の人工染料「モーブ」も偶然の結果で生まれた産物
1856年にロンドン出身の化学者、ウィリアム・パーキンが人工染料「モーブ」を発見したのも偶然の産物でした。
See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons
発見したときには学生だったウィリアム・パーキン
パーキンはマラリアの薬を作ろうと実験しましたが、見事に失敗。できたのは真っ黒の謎の固体だけでした。
しかし、実験で使った容器を洗ってみると綺麗な紫色になりました。絵画好きだったパーキンは当時の染料が非常に高価な上に、紫色は入手困難であることを知っていました。この失敗によって人工染料が生まれ、1900年頃までに500種類もの新しい染料がイギリスで開発されたそうです。
アートも実験することが非常に大切
かなり道が逸れましたが、冒頭の見出しに「松本大志さんは神の領域に指先がかかっているような作家さん」と書きました。
アートに限らず、アカデミックな訓練を受けることは大事だと思います。しかし、それによって過去の呪縛にとらわれてしまうことにもなりかねません。
先人たちが通ってきた道を辿り、さらに先を切り開くことは素晴らしいことです。まさに王道ですから、それを否定するつもりはまったくありません。
しかし、まったく違ったルートを歩むことによって、とんでもない発見をする可能性もあります。
そういった意味で松本大志さんの先入観なしに「これやったら面白いモノができるんじゃね?」という制作スタンスは非常に面白いです。
市販されている画材以外のものも積極的に取り入れようとする奇想天外な発想が魅力的です。まったく根拠はありませんが、得体の知れない大きな可能性を感じています。
神の領域に指先がかかっているようにすら感じています。
まったく個人的な夢ですが、忘れないように書いておく
『ハート・トゥ・アート』でお世話になった作家さんはたくさんいます。その中の一人、ロッカクアヤコさん。
彼女と松本大志さんは同級生だったそうです。
「あれま! マジか!」みたいな感じです。
非常に個人的な夢のひとつですが、いつかロッカクさんと大志さんの2人展を『ハート・トゥ・アート』で実現させることができたら面白いよなぁ……なんて思っています。
がんばって動けば実現不可能なことではないとは思っていますが、まずはオレも自分を立て直さないといけないですね。
<余談>
やはり健康は大事ですよね。とくに生姜は血管にいいみたいです。アマゾンのベストセラー『高知県産乾燥粉末しょうが(ウルトラ生姜)パウダー100g【殺菌蒸し工程・1cc計量スプーン入り】 』が気になってます。ほかの生姜粉末と何が違うんでしょうね。
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今回の記事は以上となります。
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