『ハート・トゥ・アート』の歴史

第4回『ハート・トゥ・アート』

 2001年度で廃止となる「高円寺社会教育会館」。その大トリのイベントとして2002年3月30、31日に開催された第4回。今回は「天気」に悩まされた感じでした。自分の力ではどうにもならないのは分かっていますが、そうは簡単に割り切れなかったですね。なんたって“テルテル坊主”まで作っちゃいましたから。まずは30日の早朝には晴れ、31日の終了後までもってくれた「お天気さん」に感謝しています。そして参加者のみなさま、来場者の方々、協力者のみなさま、高円寺駅の方々、近隣の商店街関係者&お店の方々、駅前の自転車管理のおじさんたち、高円寺交番のみなさま、杉並区の関係者のみなさま、ギャラリー関係のみなさま、最後に高円寺社会教育会館の職員のみなさま、本当にありがとうございました。

 気になる来場者数は
 30日(土) 663名、31日(日) 719名…………合計 1,382名!

 なんと、今まででイチバン来場者数が少なかったです。何度も足を運んでくれた人などはカウントしてないので「のべ人数」はもっと多いのでしょうが、ちょっと残念でした。今回は準備に2日間用意したせいもあって、力の入った展示も多かっただけに一人でも多くの人に見てもらいたかったです。やっぱり年度末というのが大きな原因なのでしょうか。でもこちらにも問題点がいっぱいあると思っています。そういった問題点を次回以降、少しでも解消できればいいんですが……。

 受付を主に担当していた実行委員から見た客層の感じはというと、「若い人というより年配の人が多い気がした。若いか年配か。中間がいなかったような気がする(鈴木あかね)」、「私はファミリーが多いと思いました。ちっちゃい子連れ親子です。受付で乳母車を何台も預かりました。全体的にばらけてきたかなーという感じをうけました(矢島瑠美)」、「子連れの方が多かったですね。家庭的なかんじっていうんですかね〜?
 若い人が沢山って感じよりかは、バラエティに富んでた気がします(澤岬佑莉)」というもの。できるだけ広い世代の人たちに見てもらいたい! という部分では、いい方向になったのではないでしょうか。

 ところで今回は「JR高円寺駅前でのサブ屋外ブース」が完全にメイン会場を食ってしまった感じでしたね。かなり盛り上がったと思いますし、きっと多くの人が「何をやってるんだ!?」と思ったことでしょう。「昨日、高円寺でお祭りがあったの知ってる?」なんて女子高生たちが会話してたよ、なんて情報も耳にしました。ああいったイベントが許されるのは“高円寺らしい”ところなんだと思います。駅前は第1〜3回に参加してくださった方々の展示&販売だったわけですが、そのパワーに感謝しています。主催者側としていたらない点も多かったのですが、本当に理解&協力していただいきありがとうございました。しかし駅前で満足してしまった人も少なくなかったのも事実。駅前の人たちをメイン会場に呼び込めなかったのは私たちの力不足だと反省しています。

 さて気になる第5回に関しては何も発表することはありません(02.4.25現在)。しかし基本的に高円寺をホームグラウンドにして活動を続けていく気持ちは変わっていません。ただ、別の気持ちが産まれてきたのも事実です。今後の展開に関しては実行委員とも話し合いながら進めていくつもりです。公に発表できる日を気長にお待ちください。

■参加した作家さん&当日の様子などを知りたい方は
下記のリンクから飛んでいってください

--->イベント全般・参加者紹介 --->協力者一覧 --->駅前写真展「うちのご近所さんたち」
--->当日アンケートより  



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