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Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka(なにか) 3」(2016年10月20日 江戸川橋「絵空箱」にて)

イントロダクション

Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka」

「Na-Ni-Ka」公演は、今回で3回目。初回は、ハート・トゥ・アート主催による企画展示『まんまるマロン』のイベントとして2015年1月に行われました。会場は銀座「392ギャラリー(現在は閉鎖)」。まだ「Na-Ni-Ka」という名前は付けられておらず、Ad Libitium Live Performanceと名づけられていました。

 

2回目の公演は2015年10月。明大前「キッド・アイラック・アート・ホール」にある黒壁面のギャラリーで開催。この公演の際、「Na-Ni-Ka」というタイトルが生まれました。

 

3回目となる今回の会場は江戸川橋「絵空箱」。出演は永田砂知子&小西徹郎、声の出演として藤田三保子が登場。この3人は初回から関わり続けてくださっており、「Na-Ni-Ka」には欠かせない存在となっています。そして、今回は舞踏の睦美さんが加わります。

 

さらにスタッフ陣もいままでで最も充実した布陣となります。

 

 

 

 

 

 

Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka」
●日時:

2016年10月20日(木)
開演19:30(開場19:00)
●料金:
前売り2,700円、当日3,000円(1ドリンク代込み)/予約は下記参照

●会場(受付):

Performing Gallery&Cafe『絵空箱』(新宿区山吹町361 誠志堂ビル1階)

交通/有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩2分/東西線「神楽坂」駅 徒歩9分

渋谷アップリンクMAP

 

 

 

※MAPをクリックすると拡大します。

 

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キャスト & スタッフ

Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka」■Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka」3

<出演>
小西徹郎 (tp、即興演奏家)
永田砂知子(波紋音、打楽器奏者)
睦美 (舞踏家)
如月愛 (美術家)

 

声...藤田三保子(俳優、シャンソン歌手)
題材
LE PETIT PRINCE/Antoine de Saint Exupéry

 

 

 

 

 

 

企画、演出/如月愛

応援キャラクター/まんまるくん

音響/きゅうり

照明: 吉野翼/寧呂  
設営サポート/高橋尚美

協力/Toku and His company   ハート・トゥ・アート

 

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プロフィール

永田砂知子(ながた さちこ)

永田砂知子

パーカッション奏者・即興演奏家…東京藝術大学打楽器科卒業。90年代から即興演奏によりボーダレスな世界で活動を始める。93年Derek BAILEY「COMPAGNY」、94年John Zone「COBRA」、98年Butch MORRIS「CONDUCTION」など、様々なセッションに参加。97年、鉄のスリットドラム・波紋音(はもん)に出会い以後、波紋音を中心に国内外でソロあるいは、ダンス・舞踏・地唄舞・語り・花・書・などとコラボレーションしている。http://www.nagatasachiko.com

 

小西徹郎(こにし てつろう)

小西徹郎

トランペッター・即興演奏家…NHKスペシャル、ラジオの番組、コシノ・ヒロコ東京コレクション、パイオニア×OZONE「私の家時間」の音楽をはじめ、福島現代美術ビエンナーレ、トーキョーワンダーサイト、アメリカ、ボルティモア市のARTSCAPEにパフォーマンス作品を出展。http://tetsuroh-konishi.wix.com/it-is-artistic-life

 

如月 愛(きさらぎ あい)

如月 愛

美術家…2010年「時間と記憶の旅」をテーマに独自の創作表現をはじめる。最後の一枚を(探求し続け)「わからなかった」と言いたい。海外・VERGE ART FAIR NEW YORK、SwabBARCERONA ART FAIR、Afforbable Art Fair2016、また「富士山を世界に」では加藤登紀子氏など多様なアーチストと富士山の魅力を世界の人々に伝える活動に参加。【個展】K'sギャラリー/artTruth/ギャラリーG2など。音楽家とのコラボレーションや別称kisaiとしても活動。http://kisaai.tumblr.com

 

睦美(むつみ)

睦美

舞踏…3才からバレエを始める。中学より新体操を始め、全国大会、国体等で活躍するも、東京女子体育大学在学中の身心の故障から一切の踊りを停止する。10年後、偶然に見せられた大野一雄氏、大野慶人氏の舞踏に出会いその強烈な感動によって再び踊り始める。2009年に上京し大野一雄舞踏研究所にて大野慶人氏に師事。同研究所での出会いより、夫「寧呂」とのデュエットを踊っている。現在舞踏家上杉満代氏主宰の火曜会に参加し、更に踊りを深めている。http://www.mutsumineiro.com/

 

藤田三保子(ふじた みほこ)

藤田三保子

俳優・シャンソン歌手…劇団文学座出身。1974年NHK朝のテレビ小説「鳩子の海」鳩子役としてデビュー。その後は「Gメン75」をはじめ、テレビ、映画、舞台等で活躍。さらに絵画、俳句(俳句性号「山頭女」)、朗読講師、シャンソン歌手として活躍の場を広げながら現在に至る。http://fujitamihoko.jimdo.com/

 

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チケット

前売 2,700 / 当日 3,000(共1ドリンク代込み 

★全席自由席
★当日は混雑が予想されます。開演15分前までにご来場ください。

 

<申し込み・予約先>

チケットの申し込み、予約は下記のでお願いいたします。

★「Confetti(カンフェティ)」より予約

「Confetti(カンフェティ)」専用窓口(0120-240-540)にて*通話料無料・オペレーター対応、受付:平日10:00~18:00、もしくは予約フォームよりご購入ください。

 

★facebookイベントページより予約

「参加予定」をクリックしていただければ、こちらから時間などをお問い合わせいたします。

Ad Libitium Live Performance 「Na-Ni-Ka」(2016.10.20)

 

 

★出演者&関係者より予約

直接、出演者&関係者にご連絡していただいてもかまいません。また、ハート・トゥ・アート postmaster@heart-to-art.net 宛に、下記の形でお申し込みください。メールタイトルに「Na-Ni-Kaチケット予約」、本文「お名前・連絡先・枚数」を明記してご予約ください。問い合わせ:ハート・トゥ・アート(090-9301-3700/渡辺)

 

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メッセージ

出演者&関係者からのメッセージをご紹介します。

 

■永田砂知子さん 

如月さんと一緒にやったのは5回くらいです(注1)。如月さんの印象は「危険な人」です(笑)。普段は静かな印象ですが、一度舞台に上がるとかなりやばい、いい意味でやばいです。

 

(台本がありながら、即興性も重視したパフォーマンスを意識した「Na-Ni-Ka」について)

台本はあっても無きがごとし、なので、ほとんどアドリブのパフォーマンスだと思っています。まあこういうのは、台本がしっかりしているから良いものができる、とは限らないし、自由にやるのが良いと思います。ただし、その場の空気をキャッチできる感性の鋭いメンバーでないと成立しないです。決め事は守られない場合が多いので(音楽の即興ライブでも同じことが言えます)、本番何が起こるかは誰にもわかりません。

 

(今回のテーマは砂漠ですが)

砂漠、というより砂、という文字を見た瞬間に、反応してしまいます。砂漠・・・砂・・・砂の女(注2)・・・安部公房・・イメージの連想ゲームが続いていきます。砂、砂漠、から受けた印象を音にできるといいな、と思っています。

 

今回は私の音を狂わせたいと思い、音響のきゅうり君にお願いしてあります。どんな風になるのかはまだわかりませんが、気にしてもらえると嬉しいです。さらに今回新たに参加してくれる舞踏の睦美さんが、いままでの空気をどう変えてくれるのか期待しています。

 

(注1)2014年5月、如月さんの個展にて初共演。その後、同年8月「まんまるくん展示」内でのイベント、2015年1月「まんまるマロン展示」内でのイベント、同年5月の個展、前回の「Na-Ni-Ka」公演の5回。

(注2)安部公房の『砂の女』は1962年に発表され、20数ケ国語に翻訳されるなど海外でも高い評価を受けた。この作品によって世界的な作家の地域を確立させた。安部には『砂漠の思想』 という著作もあり、創造の源を感じることができる。

 

 

 

■小西徹郎さん 

如月さんとのパフォーマンスは6回目になります(注3)。そして「Na-Ni-Ka」は3回目。

 

「Na-Ni-Ka」には台本があるので、何かしら影響を受けることになるかと思います。なので、たとえ「考えなくても」何かしらの関連やつながりは出てくるかと思っています。テーマの「砂漠」についても同様です。本番で 、音やパフォーマンスでうったえかけようと考えております。

 

少しでも興味をもってもらい、次につながっていき、このシリーズがもっと盛り上がっていくことを期待します!

 

(注3)今年、小西さんは如月さんと渋谷や江古田で「Sing to Red moon 朱い月に歌ふ」公演を2回行っている。その記録映像(ロングダイジェスト版)はこちら

 

 

 

■睦美さん 

如月さんは静けさのなかに狂気を秘めている、魅力的な方だと思いました。まるでポール・デルヴォー(注4)の女性のような。

 

私は今回初めて参加させて頂くのですが、これまでの「Na-Ni-Ka」について、あえて聞かないようにしました。その日その場に確かに居る、という事に尽きると思います。何が起こるかは本当に未知の世界。その場に生まれるものこそが即興の醍醐味だと思います。

 

テーマが砂ということで、私は砂時計を思い浮かべました。自分の身体の中を砂が落ちてゆく感覚、音が染み込んでゆく感覚、蟻地獄のような怖さ、果てしない闇の時間を行き来したいと思います。

 

4人が紡ぐ「Na-Ni-Ka」がどのような景色か、見るのではなくお客様も一緒に体験して欲しいと思います。アクションではなく、リアクションが大切です。見せるのではなく受け取って、繋がる事を大切にしたいです。 何が起こるか本当に楽しみです!

 

(注4)ポール・デルヴォーはダリやマグリットと同時代を生きた、シュールレアリストの一人。数多く作品に登場する女性像は、若いときに別れた女性を描いているといわれ、デルヴォー自身も「私の絵の中で描かれる女性たちは、女神であり、ミューズなのです」と答えている。静寂さの中に幻想的な世界が広がる作風から、「幻想画家」と表されることもある。

 

 

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“Na-Ni-Ka”と命名された いきさつ

命名のいきさつ(text by ai kisaragi)

 

第一回の“Na-Ni-Ka”のパフォーマンスをする時
既に継続の意思がありました。

 

2回目のミーティング時に 名前の由来ですね
まだ名称がついていないので
つけることになりましたが、、、
いざ 考えていくととても困りました。

 

困るというのは、、、関係者をはじめ 出演陣が多様なメンバーの
集まりで。特にこの舞台は 題材があるものの アドリブ(即興)の
要素が強く 題材を言葉で伝えることも 息使いなどからそこには なにかべつなものがあり。
音楽なら 楽器に触れる前の(音)絵画なら画面に触れる前に見えてくる絵。
“詩”をもっている人たち。そんなことを感じとっていました。

 

また、即興ですが その会場で音、絵、写真、、言葉を持たない違う表現なのに
会話がはじまったり。決して一方的な発信を各人がするのではなく。
関係者も(アドリブ)即興舞台ですが、その なにか見えない可能性を
大切にしながら 話し合いなどをし構成などしっかりとやってきました。

 

多様な集まりですが、無限に感じる 可能性を 壊したくないな。
名称を付けることで断定してしまうのではないか。と

 

さあ、、それをどう言葉(名称)にしたらと悩みましたが、
それを、出演者、関係者は なにか、なにか と言うわけです。
また 観客の方からも なにかなにか あったと 。
私自身も なにか なにか と言っていて、パッと腹が決まり
“Na-Ni-Ka”なにか にしよう と決めました。

 

“Na-Ni-Ka”は大切にしたい事を守れる言葉だったのかもしれません。
そして追求、発見することをやめない集まりという意味もこめて。

 

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