▲大小のあきビンを使った“ラ・マーズ”さんたちの演奏風景


▲突然の風変わりな演奏に足を止める高円寺の人たち
■プレイベント■


 3月23日、夕方5時よりスタートのプレイベント。JR高円寺駅北口にて“ラ・マーズ”さんたちによる「ビン笛」の演奏が行われました。プレイベントといっても、本来の目的は「ビン笛」の音チェックと、その結果を考慮して演奏場所を決定するため。メンバーの方々には場所を変えながら音の響き具合いなどを確認してもらいました。繊細な音色の「ビン笛」は屋外では厳しいのでは? という不安があったためですが、実際のところ20メートルほど離れるとベース音がほとんど聴こえない状況だったと記憶しています。結果的には“聴いてもらう人に、できるだけ近寄ってもらうしかない”という結論に落ち着ついて終了。ハッキリ覚えていませんが、時間にして1時間半位はやっていたのではないでしょうか。
 もちろん同時にチラシを配ったりもしました。演奏をしていたおかげか、わりと好意的にもらってくれる人が多かったですね。でも、なにより覚えているのは、当日の寒さ。「これでは駅前ブースの人たちは風邪をひいてしまうのでは?」と、ものすご〜く心配になりました。
 またプレイベントには第4回に初参加ながら駅前でエネルギッシュにパフォーマンスをしてくださった岩田歩さんも手伝いに来てくださいました。さらに第2回参加者の関仁慈さんもたまたま通りがかって応援してくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。
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▲メイン会場となった社会教育会館


▲ロビー照明に施された「紙のデコレーション」


▲にぎわいをみせる会場内


▲サブ会場となった高円寺駅北口で大きな注目を集めた、生演奏&ライブペインティング
■メインイベント■


2002年3月30日(土)14:00〜20:00
      31日(日)11:00〜17:00
開催された場所/高円寺社会教育会館(メイン会場)
        JR高円寺駅北口(サブ会場)
 2001年度で廃止となる「高円寺社会教育会館」。その大トリのイベントとして2002年3月30、31日に開催された第4回。“自分の力ではどうにもならないことには、気をつかわない”というのがモットーではありましたが、今回ほど「天気」を気にしたのは産まれて初めてだったかもしれません。結果的には30日の早朝には晴れ、31日の終了後にドシャ振り。鮮やかな「お天気さん」の変わり身に、心から拍手を送っちゃいました。
 気になる来場者数(メイン会場)は
 30日(土) 663名、31日(日) 719名
 …………合計 1,382名!
 非常に残念なことに今まででイチバン来場者数が少なかったです。何度も足を運んでくれた人などは、基本的にはカウントしてないので「のべ人数」はもっと多かったのでしょうが……。今回は準備に2日間用意したせいもあって、力の入った展示も多かっただけに一人でも多くの人に見てもらいたかったです。それなりに分析すると「年度末でイベントどころじゃない人が多かった」「最後の花見に出かけた人が多かった」「宣伝不足」「サブ会場の駅前だけ見た人が多かった」などなど、いろいろな原因が浮かんできます。しかし駅前会場も含めて考えると、最も盛大だったようにも思われます。いずれにせよ、さまざまな問題点を次回以降、少しでも解消していきたいと思っています。
 良い点に目を向けると「来場者の年齢層が非常に幅広かった」「何度も見に来るリピーターが多かった」「高円寺の新しいお祭り的な意識でみられてきたこと」などが挙げられます。“アート好きでもない人に足を運んでもらいたい”という願いは少しずつでも広がってきているのでしょうか。まだ確信するまでにはいきつきませんが、ある程度の手応えは感じることができました
 最後に駅前会場の方々(第1〜3回に参加してくださった方々が出店)、メイン会場参加のみなさま、来場者の方々、ポスター制作、内装などに協力してくださったアーティストのみなさま、アートカフェを盛り上げてくださった「ファンキー・フレイムス」のみなさま、JR高円寺駅の方々、近隣の商店街関係者&お店の方々、駅前の自転車管理のおじさんたち、高円寺駅前交番のみなさま、杉並区の関係者のみなさま、ギャラリー関係のみなさま、そして高円寺社会教育会館の職員のみなさま、本当に本当にありがとうございました。
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